コーヒー・ウォッシング・ステーション(生豆精製所)
シダマ州で私たちが運営する12のウォッシング・ステーションのうち、6か所はボナ・ズリアにあります。
ボナ・ズリアには他の生産者が所有する9か所を含め、
全部で15のウォッシング・ステーションがあり、これら全てが標高およそ2,100mの高地にあります。
以下、私たちのウォッシング・ステーションを代表する アエレ・トゥル(Ayele Tulu)精製所の概略です。
所在地
州 |
シダマ |
郡 |
ボナ・ズリア |
村(Kebele) |
デメカ・ベチャ |
最寄りの都市 |
ハワサ(106km) |
標高 |
2,190メートル |
精製所
敷地面積 |
5ヘクタール(約224メートル四方) |
操業開始 |
2014年 |
精製方法 |
ナチュラル、及びウォッシュド |
その他精製法 |
パルプド・ナチュラル(ハニー精製)/ 嫌気性発酵 |
契約農家数 |
600(零細コーヒー栽培農家) |
アエレ・トゥル・ウォッシング・ステーションはボナ・ズリア・コーヒーの本場とも言えます。
標高2,190メートルに位置し、エチオピアのウォッシング・ステーションでは最も高地にあるウォッシング・ステーションの一つです。
コーヒー生豆精製
私たちが契約するコーヒー栽培農家の皆さんが、ウォッシング・ステーションまでコーヒー・チェリーを運んできます。
ウォッシュド式(水洗式)で精製する場合、ディスク・パルパーと呼ばれる機械でコーヒー・チェリーの果肉を除去した後、
果肉が除去されたチェリー(以下、「コーヒー」と記します。)を48時間から72時間、発酵槽にて発酵させます。
そして、「コーヒー」をアフリカンベッドと呼ばれる高床式の風通しの良い棚で乾燥させます。適度な通気と温度調節のため、棚にはシェードが施されています。
シェードは最適な状態で乾燥を促進するための重要な役割を果たし、「コーヒー」はゆっくりと乾燥していきます。
棚の上に敷かれた「コーヒー」は定期的に手でかきならされ、自然のクオリティーの高い品質を保つため異常が認めれらたものは取り除かれます。
そして、水分含有率が12.0%から11.5%となった「コーヒー」は首都アジスアベバまで運ばれ、アジスアベバの第二次精製所にて、輸出のための最終生豆精製が行われます。
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